東京消防庁では、公共の場での応急手当の実施率、救命率の向上のため、119番通報の後に行う応急手当のアドバイス(口頭指導)を強化しています。
これは通報者のスマートフォンを使い、救急現場などの映像を災害救急情報センターに送信をし、送られてきた映像を見ながら管制員が、応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信することができるものです。

①119番通報をすると、災害救急情報センターに繋がります。
②救急車が向かう住所と、何が起きたかを伝えましょう。
③口頭指導が必要な場合、口頭指導担当者に電話が繋がります。
④口頭指導担当者が映像を使った口頭指導が必要と判断した場合、専用パソコンから通報者のスマートフォンにショートメールを送信します。
⑤受信したショートメールを開きLive119を使用します。
⑥映像が繋がったら、傷病者の状況を音声と映像で口頭指導担当者に伝えます。
⑦応急手当の方法が分からない場合、口頭指導担当者の専用パソコンから、応急手当方法を解説した動画を、通報者のスマートフォンに送信します。
⑧口頭指導担当者が応急処置を映像で確認し、必要に応じてアドバイスをします。
⑨通報者が映像送信をせず、口頭指導担当者が応急手当動画を送る機能もあります。