サンベルクス(スーパーベルクス)所属の競歩・濱西諒選手が日本新記録を達成

5月18日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(埼玉県熊谷市)で開催された東日本実業団選手権(1日目)の「男子5000メートル競歩」に出場した濱西諒選手(サンベルクス)が日本新記録となる18分16秒97を記録しました。

これまでの日本記録は池田向希選手(旭化成)が東洋大在学中に達成した18分20秒14でしたが、今回濱西選手は4年ぶりにこの記録を塗り替えました。今回のタイムは今年の世界最高記録となり、世界歴代でも11位の好記録となります。レースは男女別で実施される予定でしたが、諸事情から当日急遽男女混合レースに変更されたとのことですが、濱西選手は動じることなく序盤からレースを優位に展開しました。独歩態勢となった1000メートル地点は3分33秒で通過しました。その後も1000メートル3分40秒前後のハイペースを維持した濱西選手は、堂々1位でこのレースをゴールすることができました。

明治大学から昨年4月にサンベルクスに入社した濱西選手は、入社当初こそ社会人として仕事をしながらの競技生活に戸惑いもあったとのことですが、仕事のサイクルにも徐々に慣れた昨年秋頃からは続々と好記録を達成するようになりました。濱西選手は今年2月に兵庫県神戸市で開催された第107回日本選手権「男子20㎞競歩」で2位(1時間17分42秒)を記録し、今年8月にフランスで開催される「パリ夏季オリンピック」の同競技での出場の内定を獲得しました(その後、出場が正式に決定しました)。

濱西選手が勤務するスーパーベルクス草加青柳店
濱西選手が勤務するスーパーベルクス草加青柳店

濱西選手は毎朝5時半から自宅のある足立区内で練習を、そして8時からは埼玉県内のスーパーベルクスに出勤し店頭での業務を開始するとのことで、社員としての業務と陸上選手としての活動を見事に両立しています。パリオリンピックでのメダル獲得を目指す濱西選手の動向に目が離せません。本誌読者の皆さんもぜひ応援してください。

【ベルクスニュース】ベルクスが初の城南地区への出店

総合スーパーマーケット「ベルクス」の運営元である株式会社サンベルクス(本社:足立区花畑)は、6月14日に城南地域初の店舗となる「ベルクス世田谷太子堂店」(世田谷区太子堂2|6|5)をオープンさせました。

これまで東京都内の「ベルクス」の店舗は足立区を含む城北地区、江戸川区を始めとする城東地区に限定されていましたが、今回の太子堂店の出店により、東京西部地域への進出の足掛かりとなることが期待されます。店舗は国道246号線の上り線に面しており、東急世田谷線・田園都市線「三軒茶屋」駅より徒歩5分の好立地にあります。周辺には昭和女子大学を始めとする各種学校も多い文教地区でもあり、若年層の顧客獲得にも寄与しそうです。

同社は「地域のお客様にベルクスを知って頂けるよう、地域密着型店舗として便利さや鮮度を大切にして誠心誠意営業していきたい」としています。本誌読者の皆様も、お近くを通りがかったら、ぜひお立ち寄りください。営業時間は10時〜21時45分です。

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